【近況】メキシコにあるクワバタオハラのようなグアダラハラ
メキシコ第二の都市グアダラハラでGigazine読者さんのお宅でお世話になっている。アリゾナから乾燥してメキシコに入った景色は、だんだんと緑が濃くなっていった。最近は「我こそ我こそ」と植物の主張がひどかったが、海岸線から内陸の高原に入るとまた乾燥しだして景色が落ち着く。首都のメキシコシティが近づくに連れて発展していくのは、かつてインドネシアを旅していたときみたい。従って酷い交通渋滞が今から心配。
・スペイン語学校
物価の安いグアテマラでスペイン語学校に行く。バックパッカーでもチャリダーでも定番のスタイル、これからの中南米はブラジル以外はスペイン語なので重要だ。1週間くらいは通うつもりだったけど「最近それって面白いか?」と自答して敢えて行かない選択に惹かれている。現地の人と適当に話したら、それだけで勉強になる。机に向かうより、実際に体験した語学こそ力強いものはない。そうした自分は英語を話せてないのだけど。学校が嫌いなのかもしれない。勉強なんて自分が望んだらいつだってできるんだし。
・150ペソの宿
最近では専ら宿に泊まることになった。メキシコ北部は宿代が高かったけれど、ここまで来るとだいぶ安くなって助かっている。ただし安いホテルは2階が部屋だったりして、自転車を持ち上げているのだけど。宿に泊まると街を探検できる。何度も繰り返してきたはずなのに、未だに飽きずに歩き回ってしまう。二度と同じ街は訪れない一夜限りの関係を楽しんでいる。
ここから直接メキシコシティに向かうこともできるけれど、ケレタロを挟むことにする。それでは、また。
関連記事
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載