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2009.04.11

カテゴリ : アクセサリー

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フロントキャリア

 

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日東キャンピー。3000kmで枠の△部の頂点が折れる。溶接してもらったが、どうも負荷が集まる場所らしく折れてしまう事なので、その分だけネジ穴を開けた鉄板を挟み込んで補強している。それ以外にもダートを走っていたりしたら派手に折れた。というか枠がぼつと落ちた時にはたまげた。

本体にも負担が来ていた。フォークの両方のダボ穴が落ちてしまって、走行を続けていた際に負荷がブレーキ穴で固定している部分にかかり、ブレーキ穴が歪む。溶接して貰ったけど、真っ直ぐにはならなくなった。その、フォークのダボ穴は、大きめナットを片方2つづつ付けると言う事を試す。長めのネジとナットで締めるというパターン。もう片方のナットはタイラップで結ぶ。そうすると、強力にキャリアが固定されていた。

ケアンズからの初ダート走行を経て、キャサリンに付いた際の酷い有り様。要らないスポーク、タイラップ、ビニールテープ、針金等で補強している。

東ティモールで溶接、マレーシアで溶接、カンボジアで溶接と3回溶接した。発展途上国での溶接は、費用がそれ程かからない。自動車修理工場を目指して、溶接したい事を熱意で伝えると何とかやってくれる。

こんな形で自転車についている。

フロントキャリアはフロントバッグとの組み合わせで選ばないといけない。自分はフロントバッグが大きいので、この組み合わせを続ける事にした。まぁ、多分また折れるだろう。というか既に折れているので、中国で溶接しないといけない。チャリ旅を続けて、ともかく荷物が運べればいいという事が分かった。だから、折れても折れても気にする事はない。ただTubusのキャリアはいいらしいよ。09/04/10

ここが一番弱い箇所ですぐ壊れる。このような対策で乗り切ろうと思っている。09/04/17

キャリアに蛍光反射テープを付けておくと安全性が増す。知り合いのチャリダーがやっていたのを真似た。09/04/27

アルメニア走行中に枠の上部が割れていた。仕方ないので対ラップでくくりつけている。今の所は異常なし。10/02/05

やはり△部が壊れてしまった。エストニアで買った旧ソ連には必ずある謎の金属蓋に穴を空けて固定している。何とかなっているんだけど、鞄に傷がついたり、ずれて調整が必要だったりと、あまりいい具合ではない。ヨーロッパに居るのでチャリダーに評判のいいTubusを買おうか。10/08/11

△部の底辺まで破損。それどころか□枠の上部が破断。と信じられない状況で誤魔化して来た。これを溶接するのも嫌だ。ドイツに入ったのでTubusの新しいキャリアを買った。Tubusにはいろんなラインナップがあるけれどエルゴしか置いてなかった。早速取り付けてみるが、そうするとフロントバッグが置けなくなる。フロントバッグ台座の為に日東キャンピーを使うのだが、下部が干渉するので切断した。上日東キャンピー半分、下エルゴと微妙なキャリアが完成。フロントバッグをブレーキ台座だけで支えている日東キャンピーが心配。とりあえずこれで走ってみる。10/10/15

フランスにて。10/11/18

ルワンダ西部のキブ湖畔の悪路のせいで日東キャンピーのブレーキ台座に取り付けている棒の根元が破損。タイラップで何とか形にしている。来年、日本に一時帰国するので何とかしたい。11/12/14

何とかケープタウンまで持ってくれた。日東キャンピーとはここでさよなら。Tubusは持ち帰って次の旅も使う。12/05/19

まったく手入れをしていなかったら、バッグを引っ掛ける棒と本体のネジが外れない。左右とも電動工具で砕くしかなかった。片方はネジ穴が残ったけれど、もう片方はネジ穴すらなくなったので貫通させてボトルとナットで固定している。12/09/06

第三段アメリカ大陸の旅もTubusを引き続き使用。フロントバッグをオルトリーブにしたので、以前のようなキャリアが必要でなくなった。本当にゴテゴテしていたので、だいぶすっきりとなった。12/09/15

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プロフィール

・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載

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