【近況】チュニスでの滞在は、次の旅の準備ばかり
チュニスでの滞在はあっという間に過ぎ去っていく。自転車を預かってくれるので、5泊まとめて払った安宿にベッドバグがいて死にそうだった。自転車もあるので、宿を移るわけにもいかず、4泊目にして部屋を変えてもらって、ようやく落ち着く。作業が詰まっていたので観光もしていない。旧市街どこって感じだし。また、戻ってくるので、その時に。そしてチュニジアも走りたい。
・フランス語
「フランス語が話せるのかい」と驚かれるとちょっとニヤける。ずっと西アフリカにいてフランス語使っていたのに「ハウマッチ」の「コンビアン」すら思い出せなかったけれど・・・。ただ雨が降ってきて、これは「プリュイ」ではないかと脳裏に走った。フランス語で傘の事を「パラ プリュイ(雨の為に)」と言ったはず。少しずう感覚が戻ってくる。探すは「シェルシェ」交換は「シャンジ」、選択は「シュワジー」。最初はスペイン語が抜けずに「ウィ」じゃなくて「シー」とか言ってたけど、徐々にフランス語に慣れていく。8は「オーチョ」でなく「ウイット」なのです。
・バッパーデビュー
これまでと違う旅になることに、随分と前からワクワクとしていた。一人旅は嫌なのだけど、中東エリアなら一人でもやれそうだった。昔は閉ざされていたエリアだからこそ興味がわく。少しずつ、航空券と宿の手配を済ませていった。こうして積み重なるのはいいけれど、これが全部うまく行かと考えると不安で仕方ない。何か起きてしまったら諦めよう。その時は、最小限の被害に留めて旅を繋がないといけない。世界一高いタワーの展望台にも上ってくる。
それでは、頑張ります。ちなみに明日はお昼のフライト。トラムみたいなので、空港近くまで乗って、あとは歩く予定。難しそうならタクシー。
関連記事
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載