【近況】6年半振りにタイを訪れる
今回の荷物。
チェックインの時に少し荷物が多くて中身を減らしてテンパッった。そのままセキリティチェックを通過。そしてボーディングゲートで待機して飛行機に乗り込む。そこでようやく「出国のスタンプもらってない」と気付いて係員に聞くも「ノー・プロブレム」との返答。うっかりしてたけど、イミグレは見当たらなかったので、いいんだろう。イギリスから、アイルランドに渡った時もイミグレなかったし。よってイギリス出国の記録がしっかりと管理されてるのは心配。10月末にロンドンには舞い戻る。
湿気でカメラのレンズも曇る。
ターンテーブルで荷物を受け取る。キャンプ道具を入れた大きな人民バッグはすぐに回収したけど、自転車が見当たらない。ロストバゲージが多発しているらしく、沢山の人がクレーム(請求)を入れている。自分も並んで「自転車がない」と訊いていると、後ろのご婦人が「なんか、あっちの方で、青いビニールに包まれた自転車を見たわ」と教えてくれた。大きな荷物は別で受取りになるらしい。だが、そこに移動して訊いても待っても出てこない。なんか入れ違いでターンテーブルの方にあると言うので、舞い戻ったらちゃんと自転車があった。ロストバゲージを覚悟していたけど良かった。良かった。
飛行機が少し遅れて、荷物の回収にも手間取ったので、自由の身になったのは21時過ぎ。こうなるだろうと宿も予約してなかったので空港で待機。翌朝に自転車を組み上げて脱出した。空港から市街までは30kmを自走。冷房が効いた空港を出た瞬間に湿気でメガネが曇る。タイの夏はムシムシとした日本と同じ。腹が減って仕方なかったので、屋台に突入して豚飯を平らげる。
チキンヌードル。屋台文化もあるし飯には困らなそう。
ヨーロッパから来ると、自転車に優しくないタイの運転はヒヤヒヤ、交通量も多い中、橋や立体交差で車線変更するのは怖い。それでも土曜日だからか、思っていたよりは走りやすく昼過ぎには宿に到着した。作業があるのでアゴダで探したシングル。水シャワーに天井ファンと汚い場所だが、部屋は広く机と椅子があって、ワイファイも部屋に入るので、ここに滞在しようかと考え中。そういうことで、2008年の2月以来と6年半年ぶりのタイに入国しています。
「ワイ(合掌)」するドナルド。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載