【近況】まるでLINE乗っとり犯になったような出来事
同じドミトリーの日本人が困っていたので手を貸した。女の子ではないので、気乗りしなかったが、たまには人に親切にしても、罰は当たらない。というか最近、自分も親切にしてもらったので、自分も人の役に立ちたかった。そういうチャリダーマンとなるのも悪くはない。
彼は現金が引き出せなくなっていた。カンボジアで通用していたのは、クレジットカードを利用したことにして、外貨を引き出すという方法。と自分は認識。そんなやり方もあるのかと感心していたが、そのカードでは普通の銀行にあるATMで、引き出しはできない。結構、詰んでいるようだった。何かいい方法はないかと、二人で頭を悩ませる。
そこで閃いたのが、ネットバンキングで日本円をチャリダーマンの口座に入れてもらい、その分のタイバーツを彼に引き渡すことだった。ただ彼は、ネットバンキングが使えなくなっていた。そこで、弟に振込を頼む。「ちょっと、この人の口座にお金を振り込んで」というLINEのやり取りが、どう見ても乗っとり詐欺と重なって笑った。
お金はちゃんと振り込まれていたので、取引は無事終了。
・家なき子
5泊くらいホステルのドミトリーに泊まっていたが、そろそろ一人になりたかったので宿を移動した。ここが、また少し遠くて底宿にするには落ち着かない。少し高い宿だし。カオサンで見つけた宿は良かったのだけど、周りのお店が微妙なのと、交通が不便なのでためらってしまう。だけど、またそこに移動しそう。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載