03 洗面器
洗面器愛好家なの持っていく。今回はテーマカラーが青なので日本一周の際の赤色洗面器は使わずにダイソーで新規購入。いぼいぼがついているので洗濯には便利だろう。きっといろいろな場面で役に立ってくれるはず。05/11/16
(105円)
色あせてきて薄い空色になって来ている。それだけ使用しているという事だ。いぼいぼが洗濯に大活躍してくれて、おかげで洗濯機は旅の最初の数回しか使っていない。他には川浴びに使ったり、パンク修理の穴を探したり、バケツ代わりに自転車や部屋の掃除に使ったりとやはり旅には欠かせない。07/11/14
適当に投げたり、インドネシアではゴキブリを叩いたりしているので、割れてしまっている。が、このいぼいぼ洗面器に変わる物はないので、ガムテープで補修してしつこく使っている。08/02/02
帰国する事になった香港で廃棄、オーストラリアから運んだ。見ての通りにガムテープで補強、少し水が漏れてたりしていた。このいぼいぼ付き洗濯洗面器は非常に良く使えた。水さえあればこれを片手に、何処でも洗濯をしていた。08/11/30
100円ショップから金属の洗面器に進化した。MSRストーブコンロの風防も兼ねている。後強度も増すから座っても大丈夫なはず!何より荷台に輝く姿は見栄えがいい。アルミ製なので軽量である。09/03/12
旅とは数々の洗濯を乗り越えていく。前回と違い、いぼいぼの無い洗面器は洗濯しづらく、3日しか経ってない壱岐で洗濯板を新調した。やはりこれがあると、汚れの落ちが違う。以来、快適な洗濯生活を送っている。09/07/25
時が経つに連れ、生傷が増えて旅の貫禄をつけていた洗面器だが、どこかで落としてしまって大きく凹んでしまった。円を描いていない微妙な洗面器となった。10/01/10
このように荷台に網を引っ張って積んでいる。洗面器の中にはサンダルとかが入る。10/02/21
水のある所では洗濯を欠かさない。友達のチャリダーから、「汚いと集中力が下がるから、軍隊では清潔が基本だ」と聞いた。チャリダーだって同じだ。綺麗な衣服に、綺麗な心が宿る。流れのある河では洗濯板で、流れがない湖では洗面器も併せて使用する。抜かりはない。10/06/29
フィンランドでホームステイした時、「洗濯させて欲しい」と頼んで、意気揚々と洗面器を取り出した自分に、家の人は「洗濯機を使っていいよ」と言った。10/09/10
靴下や、ズボンの裾や、シャツの腕はボトルに被せると乾きが良い事に気付いた。10/09/02
又、旗に衣服をぶらさげると良く乾く。10/09/07
洗濯粉をペットボトルに入れて持ち歩いていたが、いつしか落としてしまった。それからは、ボトルゲージ入るボトルを容器として使う事にした。洗濯粉は汚れるので鞄に入れたくない。そしてこの位置なら、いつでも取り出して洗濯へと出陣出来る。10/09/10
雨水をためる。10/09/15
生乾きの洗濯物は寝袋に入れて一緒に寝ればだいたい乾く。またズボンのポケットに入れるのもいい。10/09/21
蚊取り線香の灰がこぼれたって洗面器の中に入れたら大丈夫じゃないか。11/03/25
ホテルの部屋でパイナップルの皮を向く時にあったら便利な洗面器。11/11/12
アフリカではよく「これで飯を食うのか」と聞かれる。どんな胃袋や。でも確かにアフリカの人はこのくらいの鍋でたくさんの料理を作っている。11/12/25
地べたに座るのに適当な物が無かった。洗濯板があるではないか。12/03/15
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載