中国人のマナーについて考えさせられた出来事いろいろ
・トイレ
「ふぇええ~おしっこもれるぅ~」とあたふたして繁華街で放尿する30代男性なんていなかった。見たこともない。だから街にトイレがはるはずなんだ。でも、どうしても子どもには甘い。中国国内でも人通りのある場所で大人が子どもに放尿させていた。
大型スーパーで足を踏み入れたトイレは便意がためらうほど汚さだった。お尻の穴がキューっと締まった。紙がなくても扉がなくてもトイレが綺麗ならウンコできる。でも和式の便器に飛び散りウンチ、ゴミ箱からは山となって溢れだすトイレットペーパー耐えられなかった。中国を旅すると必ずトイレの不満にたどり着く。中国から移動したタイでは市場のトイレですらそれなりに衛生的だったので、やっぱり中国人の使い方の問題だろう。
・衛生観念
外観はそれらしく作っているが安宿のベッドの下はホコリだらけだった。逆にモンゴルだと外観は古いが中身は清潔。拭き掃除をした安宿の廊下からは鼻にツンとくる塩素の臭いがした。これは街を比較しても一緒。中国の都市は外観だけみるとすごい立派だがいざ街を歩くと埃っぽい壁やべたついた歩道などどうしても汚さが目立ってしまった。
・交通マナー
プッププップクラクションが鳴り止まない交差点。交通マナーにも注意が必要だった。車が赤信号で止まれどバイクは自由に突っ込んでくるので、横断歩道を渡るにしても一苦労だった。
・商売のためなら
歩道を走る2ケツのバイク。後ろの奴は花吹雪のように電話番号が書かれた名刺をばらまいていた。何かの広告だろう。拾わなければゴミになる。だけどそういう方法を取るという。これは2009年の北京でみた光景。
・タイでも
部屋に入るとタバコの匂いがした。窓も開いていた。ドミトリーの部屋で中国人バックパッカーが禁止されている煙草を吸っていた。いや吸った後だった。彼の足元にはゴミ箱ががあった。見つかって動揺したのか動作がぎこちない。白々しい空気にこらえ切れず「タバコ吸うな」と文句を言った。「ソーリー」と謝る中国人バッパー。それでも煮え切れず「ソーリーじゃねぇよ、ノーなんだよ」ときつく注意した。
コンビニで「清開一下」とレジのお姉ちゃんに突き出された瓶。いや、私レジに並んでるんでいますが・・・。というか、それ中国語でしょう。先に開けて欲しいってありですよ。冷えている方がいいですしね。でも、少しは断りをいれましょうよ。相手に割って入るんですから。中国の人は周りが見えてない。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載