自転車の様態が悪いので手術してもらった
手術台に載せられた愛車。メスの代わりにスパナで中身を開ける。
チェチェンイッツァ辺りから後輪に違和感を感じていた。車輪が回るとゴリゴリする。ペダルを回すと、ちょっとした抵抗を感じる。スプロケが少し緩んでるかなと思って、締めてみたけど改善しない。ハブ内部がヤバイかもという心配は当たってカップに傷があって、ボールの表面が剥げていた。
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パークツールの工具。
ベアリング。
メキシコのプラヤデルカルメンは、そこそこの都市でレベルの高いサイクルショップがあった。自分でもできたのだけど、旅中は工具を持っていない。今回はプロに任せた。アメリカの旅からXT-T780というハブ使っている。これまでの旅は、XTRのハブ(中古)を使っていて傷の心配なんて他人事だった。「そんなに簡単に傷ついてたまるか」と高をくくっていたのだけどXTは駄目な子でした。ボールは変えてもらって、コーンの傷はそのまま。グリスアップをしてもらって、ゴリゴリとした違和感はなくなったけどこれからの走行が心配。
タイヤと一緒にコロンビアでの補給を考えている。中米のパナマまでは誤魔化し、誤魔化し走っていくしかない。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載