紅の豚の英語タイトル「ポルコロッソ」は人名ではない
紅の豚の英訳「ポルコロッソ(Porco Rosso)」をずっと人名だと思ってた。あの豚の名前だと思ってた。でも豚にはマルコという名前がある。
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イタリア語で「Rosso(紅)」「Porco(豚)」という意味。ラテン系の形容詞は名詞のあとにつく。
英語=red
フランス語=rouge
スペイン語=rojo
イタリア語=rosso
全部「R」で始まる赤という単語。
どうでもいい話だが、中国では紅(赤)も豚も縁起がいいので、2つ合わさるとすごくおめでたく見える。あっちの豚は猪なんで「红猪」が中国語のタイトルなんだけど。
・追記
https://t.co/y1YrG3zBQi >>ロアッソ熊本。イタリア語で赤という意味の「ロッソ」と阿蘇の「アソ」という造語。
— チャリダーマン@周藤卓也 (@shuutak) 2016年9月30日
火の国だけあって熊本は赤を利用する。くまモンのほっぺたもそう。
バルバロッサ=barba+rossa=ひげ+赤
赤ひげという意味のイタリア語。— チャリダーマン@周藤卓也 (@shuutak) 2017年8月18日
イタリア語の形容詞は名詞の性によって変化する。男性名詞ならロッソ(rossso)、女性名詞ならロッサ(rossa)となる。ちょま、髭(barba)なのに女性名詞とはなぜ?
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載