366日目 Perth | 自転車世界一周チャリダーマン

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2006.12.25

カテゴリ : 近況

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366日目 Perth

 予想以上の出費となったが、肝炎の予防接種は済ませてしまった。半年過ぎてから、後一回打たないといけなく、オーストラリアですます事になるだろう。新聞が読める日本領事館では、朝日新聞と産経新聞という絶妙な組み合わせを目にしてしまって吹いたが、所用をすませておいた。自転車の整備も行い、フレームだけで、1.5L×2、0.6L×1と十分な水を運べるように改良した。上り坂にてチェーンが噛み合わない現象が起きていたが、パースの西にあるフリマントルに行った時に原因は磨耗したフロントギアにある事に気づいたので、近いうちに交換を行いたい。

 一年目
 
 クリスマスイブという話で聞く限りにはカップルがいちゃいちゃするらしいイベントにて、旅の一年という節目を迎える事になるという状況を生み出した自分は優れているのかもしれない。何もなくてもお祝いする、祝わなくても旅での一年は振り返るには十分で、毎年色々な感慨を浮かべる事となるだろう。ピカピカの一年生だった今年はどうかというと、シェビオットに宿泊して相当応えていたので、やっと一年かと沈みがちだが、過ごしていた日々を想うと案外次の一年も足早に過ぎるだろうと、矛盾にも両極端な事を考えていた。とにかく1年目は終了した。

 シェビオット

 滞在して1週間を過ぎると、だいぶ人の顔が覚えられるようになって来る。相当の数の日本人が泊まっていみたく、慣れない自体に怯んではいるが、居心地は悪くはない、がかといってまた泊まりたいとは思っていなく、自転車世界一周という大儀を果たす為には最も安い宿に泊まるしかない理由からであって他の選択肢は考えなかった。何が気に喰わぬかというならば、草であって、正式名称で呼べば大麻であり、ここではおおっぴらに吸われている。6人部屋のドミトリーである自分の部屋が煙部屋と言われ、自分のベッドの下にはここで一番吸っているだろう主がいる。主は悪い人ではないが、体が不健康に黒く、焦点のあっていない目を漂う姿を時折見せるので近寄りがたい。彼が銀の枠に網を張ったおそらくそれに使うのだろうも洗っていたり、部屋に竹で出来ている吸引道具を置いていてくれたりするから、異国の中でまた異国を見る事ができ、忘れられない体験をさせて頂いてる。目のしっかりしていない彼や、日頃、大麻を肯定する発言を行った末に、ベランダから空中ダイブを果たした俳優を見ている日本人の中でも、会話から聞こえる節々には日常的、あるいは時折に吸っているらしく、海を隔てた異国の地にて貴重な経験を積んでいるようであった。自分としては大麻のもたらす快楽という物に否定的なので、自転車こいで、世界地図を眺めて、美味しい料理を作って、インターネットに繋いで、今までと同様の快楽で満足しようと思う。だから、次があるならば泊まりたくなく、人にも勧められない。

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プロフィール



周藤 卓也(しゅうとう たくや)
旅人・写真家・ライター。1983年 福岡県生まれ。
2005年より自転車世界一周に挑戦、
2016年に達成。
GIGAZINE等に寄稿するライター業、
講演等を行いながら、
自転車旅行者向けの安宿を立上げるため準備中。

詳細なプロフィールを見る

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