557 Bowen
ブリスベンから1000km北に上がって、Bowenにたどり着いた。朝晩は未だに冷え込むが、日中は肌を焦がす程に日差しが照って来た。仕事を探すつもりだったから、30km手前の茄子畑で多数のワーカーが働いているのを見かけて声をかけた。そこで仕事は得なかったが謎のファームステイ先を教えて貰う。Bowen手前15kmのフルーツストアを左折してダートを4km走ると隠れピッカー宿を発見。裏技だ。
トマト
ここは、ピッキングの仕事をする人が集まる宿泊施設で仕事の紹介も移動の手配も行ってくれている。そこでトマトのピッキングを紹介してもらい、一日働いた。噂に聞いていたマシーンピッキングで、動く高架の横断歩道に畑のレーンの間隔で、ベルトコンベアを携えた腕が伸びていて、地面に近い所に坐って宙に浮いた状態で動きながらトマトをもいでいく。これまでのどの作物同様に多くの実が成っているトマト畑は驚かされる。もいでもいでもぎまくって一日終わったらどっぷり疲れた。2週間位働いてケアンズを目指す予定だ。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載