【近況】ピレネー山脈を越えて、スペインに突入
アンドラでは死にかけたけど、そこを一台の車が拾ってくれた。前回はその方の家から更新した。チリ人の彼はスキーインストラクターをしていて、北半球の冬はアンドラで、南半球の冬はチリで、それを繰り返して9年は仕事をしていたというから驚くしかない。奥さんもインストラクターだとか。いい生き方をしている人に出会えて嬉しくなった。
アンドラではテレビに捕まった。
http://www.rtva.ad/noticia.aspx?id=27971
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山脈を越えたらスペインの世界が広がる。内陸を通って来たんだけど、20、30kmは軽く何もない。大地は乾燥していて、かつてのオーストラリアを思い出す。フランスの土は肥えていた。放射状に住宅が散らばっていたフランスとは違い、スペインは都市が集中している。BARにおっさんがたむろって居るのはいつか見たトルコの光景。こっちは本当に酒を飲んでいるだろうけど。
・スペイン語
北欧から下がるに連れて、だんだん英語を話せなくなって来る。英語・中国語・フランス語・スペイン語と話せる様になるといつか決めた最後の言語が来た。短い間だけど楽しみたい。
リスボンまではぽんぽんと進むつもり。年末モロッコへ向けて走っていく。よく言うじゃないですか。「師走は走る」と。それではまた。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載