【近況】ムンバイに降り立って、インド抜きの世界一周とならず
インドを走れ、ドッペルギャンガー!中国製とインド人との戦いの火蓋が切って落とされる。
インドで最初に食べたのがマサラカレーとなった。野菜が溶け込んだ深みのあるソースに、幾つものスパイスが混ざり合う。
ピラミッドと並んで、世界一周の心残りであったインドに到着。深夜の便だったので、空港で一夜を明かす。ムンバイの空港は新しくて、どこの先進国かと見間違うほど。トイレも清潔に保たれていた。翌朝に自転車を組み立てて、街へと繰り出す。インターネットで予約した宿は、空港から近かった。それでも、すさまじい交通量と人の流れをかき分ける。インド初日は、宿の近くを歩くだけだった。一応、携帯SIMの申し込みは済ませる。手強いと聞いてるので、無事に使えるようになるか心配していたが、2日目に開通。
よく渋滞する道路。
「一秒でも早く」とバイクは隙間を探して流れこむ。
二日目はムンバイ中心部に出かけた。インド門とタージマハルホテルを拝んでおく。ヨーロッパのように整えられた街なみ。ただ、住んでいる人はインド人なので人々の熱気がすさまじい。自転車ではなく公共交通機関を乗り継いで出かけた。高架のムンバイメトロは、まるでタイのBTSのよう。ただし、発展はタイの半分ってとこでしょうか。物価もタイより安くて助かってる。
インド門。
カメラマンに50ルピー(約100円)で写真撮ってもらった。その場で現像してくれる。
ムンバイ中央駅。
インドらしくないインド。
ムンバイは3泊。月曜日からは走るつもり。
無事に入国できたので「自転車世界一周~インド抜き~」とならず。最近は「いろいろ周ったんですけど、インドまだなんですよ~、心配ですぅ~」というのが持ちネタだったのに残念。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載