【近況】何よりも望んでいた未来を前にして
2020年もあっという間に終りを迎える。今年はそれなりに働いたので、来年は働きたくない。来年どころか、ずっと働きたくない。でも、生きていくためにはお金が必要でして。私はまったく働けない人ではない。ただ、ひとつの仕事は長く続かない。だろう。自営のゲストハウスは死ぬまでやるが、雇われで定年まで同じ職場は難しそう。よって、結婚は遠い。
2020年は本来ならゲストハウスを起動させる年だった。でも、世界がコロナで変わってしまった。だから、ノーリアクション。やはり外国人がいないと経営に勝算がない。採算が取れない。だから、しばし待つ。世界が元通りになりますように。
待っていた紙の本の初校が返ってきた。ようやく本の形を確認してホッとする。今度ばかりは大丈夫。反面、これからの作業が重い。最初に「増やすより削るのが楽」ときいて、あらゆる文章をぶっ込んだ。だから、まずは文章を減らす。ただ、そこで前後や全体のバランスを考える。加えて、写真のキャプションもある。先が見えない。でも、何よりも望んでいた未来。やらないと。
定時の仕事がある。目的のない旅展もある。GIGAZINEの記事も書きたい。ブログの更新だってしたい。年末調整がやってくる。旅行にも行きたい。部屋の片付け断捨離。やることは山のようにある。その中で、紙の本の作業は優先させる。生活が不規則すぎて体も重いが、折り合いをつけて時間を作る。作業していく。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載