中国民主化へのシナリオ | 自転車世界一周チャリダーマン

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2013.02.24

カテゴリ : 国際

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中国民主化へのシナリオ

 

「政府」「軍部」「人民」がキーワード。

最近の尖閣諸島に対する過激な行為も軍部によるパフォーマンス。政府へのけん制。だって共産党政府は「尖閣諸島は日本領土でした」なんて言えない。言ったら人民が「なぜ共産党は嘘をついたんだ、けしからん」となりかねん。同じ図式で反日暴動も軍部の先導で成り立つ。
軍部も政府の言いなりを嫌がる。予算や人員を削減されたら困る。軍部は軍部で拡大を続けていきたい。
政府は改革、軍部は保守。

政府と軍部が不協和音だとしたら・・・。

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軍部は尖閣や、反日暴動を使って政府を揺さぶる。こうした軍部が増長して歯止めが聞かなくなったとき、共産党政府は人民に「軍部は中国の発展を阻害している、どちらが正しいか選挙をしようではないか」と民主化を武器にするかもしれない。軍部を悪者にしたてあげたら、最初の選挙には勝つだろうし。政府、軍部、人民、この3つのバランスを考えて、現代中国の行方を予想できたりしないだろうか。

ソ連崩壊も参考になるかもしれない。改革をしたい政治家が民主化したい国民を利用して、軍部の一部も参加した保守派政治家のクーデターを打ち破った。そしてソビエト連邦は崩壊した。(ソ連8月クーデター

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プロフィール

・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載

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