底まで心配しなくても、彼はカンボジアで一生を全うする覚悟があるはずだ。
猫ひろし。いつかGigazineの記事にもしたけれど、カンボジアは日本のおもちゃ。五輪でマラソンをやるからにはカンボジアで骨を埋めるべき。日本に帰ってこないで欲しい。泳げない水泳選手、雪の降らない国のボブスレー、いつか五輪であった光景。記録だけではなく、こうして何かに真摯に向かっていく姿勢こそ、スポーツ後進国にとって希望じゃないか。国籍変更が容易になって、どこの国も黒人が走る陸上とか、中国人だらけの卓球とかになれば五輪の価値は下がる。
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おそらく隣国のベトナムじゃ同じことはできない。みなギラギラしていて、猫みたいなことは許されない。ただ、マラソンの出場もこれからの猫のカンボジアでの活動で理解が変わるだろう。日本人の妻子とともにカンボジアに移住して一生を全うして欲しい。批判は承知だから、そういう覚悟はあるはずだ。このようなケースで日本で生活できるほど恥ずかしい人ではないでしょう。
anyway、ちょっと話題になりたいからシエラレオネの国籍とって内戦から復興するシエラレオネ人の期待として自転車世界一周するわ。各国の新聞も訪れてシエラレオネのことをアピールする。こうして世界を周った後に日本で出版するよ。旅が終えても生活の拠点は日本だけど。アフリカなんかじゃ暮らせない。外タレとしてちやほやされるんじゃない。と例えてみた。こういうのがいたらやっぱ人間として最低だ。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載