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2013.05.07

カテゴリ : 社会

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聞きにくい質問 NGO職員の給与は?

 

”ホリエモンのようになりたい”或いは”村上何某のようなファンド・マネージャーになりたい”と考えている学生は、もともとNGOの人道支援活動の話しなど聞きにこない。ましてその日は、傘を差していても足元がグショグショに濡れるような土砂降りの午後であり、翌日の未明にはワールドカップの日本対ブラジル戦も控えていた。したがって講演に来てくれた方々は、貧困や人道支援活動の問題に対して極めて意識の高い方々だと言える。講演会としては少人数だったかもしれないが、このような誠実で熱意のある若者に接することができるのは、大変に光栄に思うし、この若者の中から将来NGOで活躍する人材が1人でも育ったら、これに勝る喜びはない。

ワールド・ビジョン・ジャパンでは、御理解のある多くの支援者に支えられている。そして職員は職業人として責任を持って働くことを要求されている。当然団体として、理念や国内法に則り適正な報酬を職員に提供できるような労務管理を行なっている。聞きにくい質問の答えである団体の初任給はというと、諸手当込みで190,750円です(税込み)。それに残業すれば、時間外として加算されます。この額が適正化どうかは、あなたの気持ち次第! これで充分と思う方は、職員募集に応募されたら良いでしょうし、低いと思われる方は、一般会社かODA関連団体或いは、国連団体を目指されたら良いでしょう。

聞きにくい質問 NGO職員の給与は?

ホリエモンほどに稼ぐほどになれば収める税金も膨大。そしてそこからODAとして「人道支援」に使われる。

ビジネスして、自分の生計も立てても
貧困を煽って、寄付金で生計を立てても

どちらでも「人道支援」はできる。

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プロフィール

・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載

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この記事へのコメント (7件)

コメント

  • laughingstock より:

    はじめまして。laughingstockと申します。
    いつも楽しく記事を拝読しております。
    今回の「聞きにくい質問 NGO職員の給与は?」についてですが、この文面は貴方ご自身が書かれたものではありませんよね。そのような場合は出典を明らかになさったほうが宜しいかと思います。
    著作権どうこうはもちろん、この記事でNGOに興味を持ち、ではどこに何を問い合わせれば良いかを知りたい読者のためでもあります。
    出典が明確でないと記事そのものの信憑性も問われます。
    私自身は、もちろん貴方の考え方に共感出来ることもあればそうでないこともあります。しかし貴方ご自身の文責ではないなら、読む側としても別に判断要素を考えなければなりませんので…。
    以上、失礼ながら一筆啓上させていただきました。
    今後共どうぞ宜しくお願いいたします。
    道中はくれぐれもお気をつけて。
    ご出版、楽しみにしております。

  • laughingstock より:

    先程書き込みさせていただきましたlaughingstockです。
    メールアドレスは非公表ですよね?私の英語力不足ということであれば、お手数で誠に申し訳ありませんが、メールアドレスは非公表として下さい。
    以上、宜しくお願いいたします。

  • shuutak より:

    >>laughingstock様

    コメントありがとうございます。

    引用のタグを使った場合は出展を明示しています。「聞きにくい質問 NGO職員の給与は?」にリンクを張っていますがいかがでしょうか?

    題名と文頭が同一だと、見づらいかもしれませんね。今回はこのままにしておきますが、以降は考えます。

  • shuutak より:

    >>laughingstock様

    こちらでもメールアドレスは非公開になっていますよ。

  • shuutak より:

    >>laughingstock様

    やはり冒頭から引用後に移しました。こちらの方が分かりやすいですね。

  • laughingstock より:

    こんにちは。laughingstockです。
    なるほど、タイトルそのものにリンクが貼られていたのですね。やはり私の認識・知識不足でした。
    大変失礼いたしました。
    Shuutakさんの記事は「GIGAZINE」で初めて読ませていただきました。最も印象に残っているのは、イランに関する記事です。
    中でも、『イランで「死」を意識したときにたどり着く場所がイスラムになるのでしょう。だからこそイラ ンの人たちは自分に謙虚に他人に優しくありました。』という一文には身震いしました。
    この方の感性は本物だ、と感動を覚えました。
    以来、何の力にもなれませんが、ずっと応援させていただいております。
    旅の終着点は見えているとはいえ、最後まで何が起きるか分かりません。どうかどうかお気をつけて。
    毎回の記事を楽しみにしております。
    頑張って下さい!

  • shuutak より:

    >>laughingstock

    どうも、最近では引用のタグを使った場合には資料のリンクを張っています。今回はリンクが上部にあったので、下部に移動させました。見づらかったですね。

    あれはやんちゃなイランの若者に掛けているんですよね。イスラム圏のおじさんの安定感は半端ないです。

    旅をどこで終わらせるか、出版はできるのか、就職はできるのか、恋愛はできるのか。いろいろと渦巻いていますが、よりよい明日へと繋いでいきます。最後までよろしくお願いします。