アフリカでの小さな小さなできごとの備忘録
山羊を肩車していたおばちゃんが、通り過ぎる自分に気付いた。「ほーら山羊よ」とでも言いたいのか、次の瞬間に山羊は逆さづり。おばちゃんスマイル。でも、山羊かわいそう。
残りのルワンダフランをタンザニアシリングに変えようとしたのだけど、2600ルワンダフランしか渡していないのに、両替のおっちゃんは3600ルワンダフラン受け取ったと勘違いしていて困った。何だか不安になる。でも、メモを確認すると2600ルワンダフランしか残っていない。損するマネーチェンジャーに困った。
ケニアはスワヒリ、ウガンダはウガンダ、ルワンダはルワンダ語、ブルンジはほぼルワンダ語と一緒らしい。これだけ言語は違うのに「白人」はどこも「ムズング」
2012年に世界は滅ぶらしい。それは即ちエチオピアの時代が始まるのではないだろうか。エチオピアには独特の暦があって今年は2012年ではない。独特の文字もある。特異な文化。そこに9000万人を超える魅力的な人口が加わる。なのにこれからの発展が期待されるNext11には名前があがらない。忘れないで。だけど、世界が滅べば全てがエチオピアになる。そう考えるとエチオピアにすべて任せるのも悪くない気がする。人類の未来を背負って欲しい。
フランス語の音楽を聞いて改めて分かったけど、アフリカ人のフランス語に足りないのは鼻から抜ける音だった。
マンゴー、パイナップル、バナナ、アフリカでみかけるフルーツ。ともかくよく育つ。
アフリカのキリスト教国では日曜日なると教会に集まる。厳粛とした雰囲気で賛美歌が流れているヨーロッパのイメージとは違って、ここはやっぱりアフリカ。リズムに乗った明るい歌声。イエェーイ。映画「天使にラブソングを」ののような感じ。これでいいのかと思うが、いいのさアフリカ。
東アフリカでは日本の中古車が走っている。幼稚園とかかれたバスに静かに座っている黒人の人たち。これはかなりシュール。
ザンビア走行中は四宮さんと主食「シマ」で笑っていあっていた。
課長、シマ耕作。
石川啄木で「一握のシマ(砂)」
シマ雪合戦。
化学調味料無添加のシマ。
レンジで3分のシマ。
ニシマ(三島)由紀夫。
以上、「シマ」らない話で。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載