アボリジニの聖地なのでエアーズロックには登らなかった
「エアーズロック(ウルル)」には登頂しなかった。しないと決めていて、あまり興味がなかった。現地に来て、ただ自分の体力がどれくらいあるのか試してみたい誘惑にかられたが、それもめんどくさかった。
アボリジニの人たちが嫌がっているのも知っていた。手渡された栞にはできることなら止めて欲しいと書いてあった。「神はウルルに降りてここから人類が広がった」というアボリジニの神話をお前も信じろみたいな書き方にはいらいらしたが、それでも尊重した。
スポンサーリンク
ウルルもカタジュタも99年の期間を経てアボリジニに返還されるらしい。現地に来て初めて知った話。いったいどうなるのだろうか。凄く頑張れば生きているのだが。
チャリダーとしてはやっておきたい周遊道路を走ってウルルは満足した。
関連記事
プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載