観光地でないトルコで聞いたトルコ人の日本語
食堂で昼飯を取る。すると店の主人が「彼は日本語を話せるから」と通りがかりの人を呼び止めた。すると本当に日本語でしゃべりだす。「仕事で名古屋にいた」という。工場で働いていたらしい。
同じ日に、スーパーで買い物していたら、別の人にも日本語で話しかけられる。「あなたも工場で仕事?」ときいたら「カイタイをやっていた」と答える。ちょうど近くでビルをばらしていた。彼は指を指す。解体だった。
別の日に、ガソリンスタンドで「ちょっと待って」と声がかかる。日本人だと思ったがトルコ人だった。奥さんが日本人らしい。柔らかい日本語を使う。目をつむれば外国人とは分からない。
トルコはひたすら黒海沿岸を走っていた。観光地といえばトラブゾンくらい。ローカルなエリアでも日本語を話すトルコ人がいて驚いてばかりだった。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載