そして、これからどこに行くかを考える
アラブ首長国連邦、オマーン、カタール、バーレーン、クウェートの湾岸諸国は、世界一周を決めた頃には想定外の国だったので、今回は暑くなったが旅できて良かった。旅先に置いてあった地球の歩き方を見ていらい憧れの土地だった。そして緊迫したシリア情勢の影響で陸路移動が困難となったレバノン、いずれも航路はあるけれど島国のためアクセスの不便なキプロス、マルタと飛行機で繋ぐ。8カ国を旅するために飛んだ8回のフライト。あぁ、お金使ってしまった。
そして、これからどこ行くか考える。
チュニジアに戻って国内を自転車で回った後シチリア島へ。ヘタリアと揶揄されても、実はできるイタリアを旅して、本当にできるスイスの物価に涙しフランス、イギリスと繋いでロンドンから飛ぶ予定。全部を周ると、
イタリア、バチカン、サンマリノ、リヒテンシュタイン、スイス、モナコ、イギリス、アイルランド、アイスランドの9ヶ国。
ただ2,3ヶ国いけなさそう。ヨーロッパの旅は2ヶ月くらいと見てるから、8月の終わりには飛ぶかもしれない。夏には行きたい場所は少なくあとは冬に行きたい場所ばかり。ロンドンからノルウェジアン航空という格安航空会社だと、バンコクまで500$を切るようで惹かれている。だが自転車は箱詰めが必要らしく、ロンドンから空港までどうやって運ぶべきか。
ヨーロッパをやり終えて行きたい地域は南アジアと北アフリカの二つ。南の島国を行く野望もあったけれど相手がいないからねぇ。カリブ海もギアナ三国を含めて残してはいる。
南アジア:インド、ネパール、パキスタン、スリランカ、バングラディッシュ、モルディブの6ヶ国
北アフリカ:ヨルダン、イスラエル、エジプト、スーダン、エチオピア、ジブチ、ソマリランドの7ヶ国
これを自転車でやるのか、バッパーになるのか。一度、自転車降りるとバッパーでもいいなと思ってしまう。ちなみに、人がめんどくさいらしいので、エジプトはチャリでも走りたくない。逆にスーダンは走ってみたい。南アジアは乾季が始まる11月から。ヨルダンは暑さが和らぐころに行きたいがいつだ?こう書きながら、ヨーロッパを終えてトルコで時間をつぶす案も。湧いてくるほどお金があればバンコクに飛んで、やりたい事もあるので一時帰国するのだけどねぇ。
完全帰国と同時に出版の気持ちでいる。それは即ち、海外で全部原稿を仕上げるということ。来年の夏までには、すべてを終わらせる予定。いろいろと考える。考える。考える。
関連記事
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載