旅で使ったお金の計算が、なぜか複雑になってしまう
旅でお金をいくら使ったくらいは計算したい。国別にかかった費用を足すのがスマートなんだけど、ATMを使わずに米ドルやユーロなどの外貨で両替した国の集計は煩雑。ほぼ、諦めている。だから、銀行口座の出金で集計できないか試している。
それはそれで、困難が出てくるのだけど。シティバンクで使っていたユーロを例に挙げると
09年 50000円で433.17ユーロを購入
09年 433.17ユーロから400ユーロのトラベラーズチェック(TC)を作る
13年 33.17ユーロを円に再両替すると4,753円となった。
14年 200ユーロのTCをタイで使う
14年 200ユーロのTCを口座に戻す
14年 200ユーロを円に再両替すると29,630円となった。
さて、結局いくら使ったことになるのでしょう?
50,000円としたいが、233.17ユーロは円に戻している。
正しい計算は、
200ユーロのTC✕115.60円という当時のレート=23,120円
国別にかかった費用を計算するなら、14年のタイで使った支出に、23120円を記録しないといけない。
ユーロは計算できたが、米ドルに関しては何がどうなっているのかさっぱり。米ドルは、ビザの購入や現地通貨の両替にフル活用していた。だからこそ、国別に使った金額をまとめるのを放り投げたのであって。
アメリカ大陸縦断のときには、なぜか大量の米ドル現金がありアメリカからエクアドルくらいまでは、ATMを使わずに手持ちのキャッシュだけで生活をしている。あのときの米ドルはいったい幾らのレートで交換していたのだろう?
オーストラリアのワーホリで稼いだ豪ドルを、出国の際に米ドルTCに変えて持ち出している。2000米ドルのTCを購入するのに2396.35豪ドルがかかった。その頃の1豪ドルを90円とすると
2396.35豪ドル*90円=215,671円
この2000米ドルには21,5671円が紐付されていないといけない。そんなの知らんがやー。
こうしたことを表計算でやっているのだが、アプリでもフリーウェアでも便利なソフトがありそう。米ドルにしても、銀行にしても、国別にしても、それぞれ表が独立されていてリンクができない。それこそ手動でやってるからミスもあるわけで、自動的に紐づけされた方が便利。支出にタグ付けとかできたら、何にいくら使っているかだってすぐ分かるだろうし。
そういうことなので、これから旅される方は、もっといい方法を選んで下さい。何か良いやり方があるのなら、私にも教えて欲しいです。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載