【近況】19ヶ国めのトルコに入って、トラブゾンに到着 | 自転車世界一周チャリダーマン

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2010.02.03

カテゴリ : 近況

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【近況】19ヶ国めのトルコに入って、トラブゾンに到着

 

グルジアとトルコの国境は海に面していた。二つの国旗がなびく様がいい。

海がある。カスピ海は海ではないので、09年05月、中国の万里の長城が海へ落ちる山海関から、長い道のりだった。
 
19カ国目トルコに突入している。黒海沿岸を進んで、トラブゾンに着いた。トビリシ以来の休息にあてる。

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・グルジア

南オセチア紛争があったんで、めちゃくちゃびびっていたが、何も無かった。検問すら無かった。あんだけ検問があったウズベキスタンって一体。トビリシ辺りは盆地になっていて滅法冷え込むが、峠を越えて黒海に出ると暖かくなった。日が差し込んで、日焼けが痛くなる。特に何もしてないが、人が明るくて楽しかった。良かった。

鶏肉飯、ナンも付く。6リラは(4.0$)。確かに美味いが、量が足りない。

・トルコ

入ってすぐに、片側2車線の道路が迎えてくれる。海沿いなのに、反対側の車線はトンネルが掘ってある。黒海沿岸の街は山と海辺に沿う僅かな平地を利用して作られていて、建物の密集具合が凄まじい。香港みたいだ。

物価が、がくーんっと上がった。缶コーラが1$はするだろう。ふとパンとか食べても2、3$が飛んで行く。ただ、スーパーがあるので、買い物が楽になった。途上国では、これは幾らか?適正な価格か?お釣りはくれるか?と神経を使う。

旅にとって大切なのは宿と食事になる。中央アジア、イラン、カフカスに比べると宿の数は増えて、選択肢の幅は広がった。ただ、安宿でも10$はするので、キャンプを組み合わせていかないといけない。食事は、今までみたいに気楽には出来ない。自炊を絡めていきたい。ただトルコ料理は美味しいので、なるべくいろんな種類を食べてみたい。

・トラブル

相変わらずパンクが多いが峠は越えたと思っている。グルジアの田舎で、米式だけどチューブを一本、ごむのりを手に入れた。トルコでは自転車をみかけるから何とかなるだろう。エレバンは落ち込んだが、オーストラリアでもチューブとタイヤを駄目にして待った事があるから、こんなもんだろうと対処できた。ただ時間は費やしたが。この状態でイスタンブールまで持って欲しい。

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プロフィール

・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載

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