【近況】クマシ | 自転車世界一周チャリダーマン

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2011.06.12

カテゴリ : 近況

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【近況】クマシ

 

 蒸し暑いのは蒸し暑いのだけど、夕方には冷え込むガーナ第二の都市クマシ。ここから2日走ったら海へ出る。シエラレオネか内陸を通ってらリベリア、コートジボアールを迂回したことになる。地図を見て走ってきたルートをみると爽快。首都アクラまでもう少し。

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・ガーナ経済

 ガーナは今までのどの西アフリカより経済が回っている。2000万人という充実した国内市場が物資の回転を支えている。たくさん人が居たら、買う人の絶対数が多い。ふとネットで見た情報は年率17%の経済成長率だった。

・ぼる

 西アフリカでは珍しく、ガーナ人はぼると思っている。他の西アフリカでもぼるにはぼるがそれは生活必需品ではない。自転車の鍵だったり、蚊帳だったり、一回買うだけで十分なもの、それには交渉が必要だ。だけれど、ガーナは違う。ジュースだったり、菓子だったり、どこにでもあるものの値段がまちまちで計れない。例を挙げるなら瓶コーラ、北部の田舎では0.7、0.8だったが、クマシまで来たら1本0.6に下がった。瓶コーラは至る所で買うことができる。だが、一軒の商店では0.8と言われた。そこは商店であって、バーでもレストランでもない。その商店では絶対ガーナ人には0.6で売っているだろう。じゃないと誰も買わないからだ。自分が外国人だから0.8と高い値段を示した。また別の場所で0.6で買えたクッキーを1.0で言われたときは、「何考えてるんだろう」と不快で仕方なかった。値段をつけるのは商店の自由なんだから、値札をつけてくれたら何も言わないのに。よってガーナ人は外国人とガーナ人で値段を使い分けていると身構えて買物をしている。

 ただ、北部で買っていたアイスクリーム0.6が、クマシでは0.5になっていて、0.6を払った自分に0.1のお釣りを返してくれた。そういう人も居るには居るんだけどね。

・アイス

 ガーナには西アフリカ恒例となっている袋水、袋ジュース、袋ヨーグルトに続いて、袋アイスがある。ひゃほーいい、夏はやっぱりアイスだ。中国でも、旧ソ連圏でも、フィンランドでも食べに食べたアイスクリーム。ここにガーナ追加。

 中国=何でも安い
 旧ソ連圏=コーンアイス
 フィンランド=コーンアイス
 ガーナ=袋アイス

 旧ソ連権威はコーンのカップだけ詰められたアイスが格安で売られている。様々なフレーバーがあって楽しい。物価高のフィンランドだけど、なぜか一つだけ0.3ユーロで買えるコーンアイスがあった。こっちはコーンの上までアイスがある。中国のアイスは以前にまとめた。アイス大好き。

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プロフィール

・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載

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この記事へのコメント (2件)

コメント

  • sato より:

    昼休みに、時々拝見しています。
    クマシですか?でしたら、あの教会のところに泊まっているのでしょうか。今後は、ケープコースト→アクラといった感じでしょうか?

    アクラの手前のウィネバという町は、のんびりした漁村で良いとこでしたよ。アクラは中華が安くてうまっかった気がします。
    ガーナを抜けると、あまり気が休まらないで、ここいらでのんびりしてはいかがでしょうか。
    それでは。

  • shuutak より:

     おそらく教会の一本隣の宿でしょう。そして予想通りにケープコーストに居ます。

     電気も水も安宿もアイスもジュースも問題ないガーナですからね。アクラでは少し滞在しようと思っています。