【近況】行き止まりと手詰まり
アンゴラビザが取れなかった。同行しているチャリダーや、合流した日本人旅行者はポイント・ノアールのアンゴラ領事館に行くというが、自分にそこまでの気力がない。飛ぶか。
アフリカに区切りをつけて別の所を走りたいと常々思っている。アメリカ大陸ではリャマとアルパカとグアノコとビクーニャを追い掛け回さないといけないし、南アジアではインド人とアフリカ人のどちらがうざいか確かめたいし、一人じゃなければ中国の雲南とか四川とか走りたい、走り残したインドネシアのスマトラ島からジャカルタ、カリマンタンからマレーシアサワラク、フィリピンとか一本の線で繋げそうだし。行きたい場所はたくさんある。でも、時間もお金もない。だからこそ、あんまりアフリカに居てもね。
・首相
どういう経緯で野田さんになったのか分らない。党内の代表戦は誰が出馬したんだ。党内の中堅実力派で、かつて党首を務めた岡田さんや前原さんが首相やるよりは面白い選択だけど。
・ギリシア危機
「ギリシアちゃんを救う会」ここまでこぞって心配されると照れるだろう。結局、お金を追加しても追加しても国債を償還できそうにないだろう、ということでデフォルトしちゃうのだろうか。ギリシアはヨーロッパの中でもずれた気がした。アテネ市内は荒れていてがら悪いし、郊外にはスラムがあるし、アフリカ人が路上販売しているし。
・恩恵
ユーロが安いおかげで西、中央アフリカも助かった。フランス語圏を中心に使われているセーファーはユーロと等価。でも、アフリカでユーロが使われているのだから感覚的には高いのだけど。
ブラザビルを脱出して、びっくりさせる報告したい~。さて無事飛べるか。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載
コメント
やはり、アンゴラビザの取得状況は、あまり変わっていないようでしたね。僕の時は、ガボンで門前払いを喰らい、ポワン・ノワールで取得できると聞いて行ったのですが駄目でした。
今も取得は、望み薄のようですね。
私の場合、5年9か月の旅中で2度アフリカに踏み入れ、一度目はカイロ→ケープまで走ったので、2度目もケープまで走るのを切望していたので無念でした。
余談ですが、私がかつて走行した、ミラミラからポワンまでの道も激坂と泥、砂の連続で大変でしたので、コンゴの道の面白さには共感しました。
今後の予定は、南アに飛んで北上ですか?いずれにしても、中央アフリカが終わって気が抜けると思いますが、頑張って下さい。
ボンジュール。
アンゴラビザはDRCのキンシャサかマタディで取るのが最近の傾向ですが、DRCが選挙前で入国できません。よって、ここで諦めようと思った次第です。ミラミラがどこか分りませんが、ポワンからドリシーまでは舗装路です。あと3年もすれば、ブラザビルまで舗装されるでしょう。今後の予定はお楽しみです。
5年9ヶ月とは、やはりすごいチャリダーだったんですね。