【近況】ムンバイから約1200kmを走ってタージ・マハルのあるアグラに到着
牛の大群を通り抜ける。
一匹だけ背中に担いでた。プロレス技をかけているよう。
距離があるので、早起きしなければならなかった。理想は7時出発。現実は8時前出発。それでも、インドの朝は遅いので、街を抜けるのも幾分か走りやすい。雲が出ていてひんやりすると思ったら、地面を湿らす程度に雨が降った。インドに来てから初の雨。毎日走ることができるので、季節は間違っていない。この雨のせいで、強い風が吹いて進まない。そしてガラス片でパンク。一回だけならまだしも、お昼過ぎにも棘でパンクした。
それでも天気も回復。道も高速なので、120kmだったが、何とか走ってアグラに到着した。ムンバイから4+2+4+2と休息を入れつつ12日の走行。1193.67kmを走ってタージ・マハルのあるアグラに到着。
一気に空気が抜けるパンクは、タイヤを水で濡らすと。プスプスプスプスと音が聞こえるので、穴の箇所が分かる。こうすると、リムからタイヤを全部はずさなくていいので、パンク修理がやりやすい。
サトウキビの屋台なのだが、キビを絞るエンジンにゴムバンドをかけて、車輪と繋げることで自走していた。感動した。
こちらのブログ情報をもとに、「HOTEL SAI PALACE」「SANIYA PALACE」「SHANTI LODGE」のどれかに泊まろうと近くまで行く。「SHANTI LODGE」の前を歩いていたら、「宿探しているのかい」と声がかかる。「部屋に自転車入れていいよ」とも言ってくれる。連泊する予定なので、何か作業も出てくるだろうし、部屋にチャリがあるのは大事。部屋を見せてもらったら、これまでの宿と同じくらいのレベルで、1泊400ルピー(約800円)と値段も悪くない。机と椅子は確保。日当たりも悪く無いと思う。ワイファイ無いし、ホットシャワー無かったけれど妥協した。
「SHANTI LODGE」の部屋。
屋上から、タージ・マハルが見える。見学いかないと。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載