国債問題
金融危機直後に一時「国家存亡の瀬戸際」に陥った北欧の小国 アイスランドが、破綻銀行の預金補償を巡り再び波紋を広げている。 英、オランダの預金者への弁済を肩代わりしてくれた英蘭政府に 巨額の税金を投じて返すべきかどうかを問う異例の国民投票が、 3月6日に実施される公算が大きくなった。投票では債務返済 法案が否決される雲行きで、ギリシャ問題に続いて欧州に向ける 金融市場の目が厳しさを増しかねない。
問題の破綻銀行は大手行ランズバンキ傘下のインターネット銀行、 アイスセイブ。米国発の金融危機で2008年10月にランズバンキが 経営危機に陥って政府管理下に入り、高金利が売り物だった アイスセイブに預金した英蘭約40万人の口座も凍結された。 英蘭両政府は自国で預金者に弁済し、アイスランド政府に 立て替えた総額約50億ドル(約4500億円)の返済を求めている。
ずっと考えていた。
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日本人が超低金利で汗水流して働いている中、アイスランド人は高金利で自由を謳歌していた。そのつけを日本が払うのか。その放漫財政に責任を負わせる事は出来ないだろうか。昔なら、戦争だった。同じ事がアメリカと中国で起こるかもしれない。自国中心の欧米が自らの怠惰のつけを素直に払うだろうか。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載