海外へ出かけるにしてもイスラム国の活動には注意
イスタンブール。
年を明けて早々、トルコのイスタンブールでテロが起きた。ちょうど、1年前にそこにいた。アジアとヨーロッパが交わる交差点、壮大なモスクが街に散らばる世界屈指の観光都市。
ジャカルタ。
そして、インドネシアのジャカルタでもテロが発生。東南アジアのイスラム国家はアラブ諸国とは一線を画している。それでも不満を抱えた人間を抑えられなかった。
イスラム国に終わりが見えない以上、今年もイスラム国と関わりの深い場所への渡航は注意したい。フランスのパリも、チュニジアのチュニスもスースも、マリのバマコも素敵な場所だったのに、テロの標的となった。
スポンサーリンク
昨年の後半にバックパッカーで、エジプトからエチオピアまで駆け抜けたけど、いつになく緊張した。エジプトではシナイ半島をのぞいてイスラム国の活動は盛んではない。それでも貧富の差は激しい国。イスラム国に参加する人間もいるだろう。アスワンで何も考えずにマクドナルドに入ってから、「やってしまった」と後悔する。欧米資本は絶好のターゲット。つめ込むようにハンバーガーを口に入れ、くつろぐことなく足早に店を出た。
海外に出かけるにしても、ニュースにはしっかりと目を通しておきたい。今回のインドネシアだって可能性が無かったわけではない。昨年から、マレーシアや中央アジアのキルギスでもテロ計画に関連した容疑者が逮捕されている。
関連記事
プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載