メモ 作行会
藤沢と本田は、ホンダの株式及びそれに伴う配当金などから得た莫大な創業者利益を元に、1961年に苦学生への研究助成を行う基金として「財団法人作行会」を設立した。同会が給付する奨学金・助成金に関しては、藤沢が考案した以下の条件があった。
奨学金の用途は問わない(遊びに使おうが、生活費に使おうが自由)。
レポートは必要ない。
将来の進路も自由。
返還の必要はない。
誰が支給しているか知らせてはならない。作行会は1983年(昭和58年)に解散するが、本田・藤沢の二人が作行会のスポンサーであったことは当時は徹底的に伏せられ、解散記念謝恩会の席で初めて二人がスポンサーであった事実が公開された。この会からの助成金を受け取った研究者の1人に毛利衛がいる。
笑った。
本田宗一郎氏と藤沢武夫氏についてはもっと知りたい。
「ホンダの社長は、技術畑出身であるべき。」という言葉を残している。この方針はホンダにおいて現在まで忠実に守られており、初代の本田から現職の伊東孝紳に至るまで、歴代の社長7名全員が技術畑出身である。
面白いなー。他の企業はどうなのさ。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載