山谷のドヤ街にパトカーとやってくるワゴンカーの役目 – 自転車世界一周チャリダーマン

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2017.03.02

カテゴリ : 旅を終えて
タグ : ドヤ街

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山谷のドヤ街にパトカーとやってくるワゴンカーの役目

滞在していたシェアハウスは山谷のドヤ街の中にあった。そんなドヤ街の宿の前にパトカー、救急車、ワゴンカーが泊まる。誰か亡くなったんだろう。少し様子を見守っていたらおっちゃんに声をかけられる。「あいつ末期ガンって言ってたからな」と故人を偲ぶ言葉にしんみり。

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「お知り合いなんですか」ときくと「もうすぐで80歳でね」「医者から余命宣告を受けていて」と矢継ぎに情報をくれる。そんな立ち話していると「あいついた!」とおっちゃんが口走る。亡くなったのは違う人みたい。「ちょっと誰なのかきいてくるわ」と宿の方に歩いていった。不謹慎だがおかしかった。

別の場所だが前にも同じ光景があった。死にそうな人を運ぶのは救急車だが、死んだ人を運ぶのはワゴンカーの役目。

どんな人生を経てドヤ街で最期を迎えたのかは知る由もない。ただただ「安らかに」と冥福を祈るしかなかった。

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プロフィール



周藤 卓也(しゅうとう たくや)
旅人・写真家・ライター。1983年 福岡県生まれ。
2005年より自転車世界一周に挑戦、
2016年に達成。
GIGAZINE等に寄稿するライター業、
講演等を行いながら、
自転車旅行者向けの安宿を立上げるため準備中。

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