エチオピアのインジェラで下痢が止まらなくなった
アボガドジュース。
インジェラ。
コーヒー。
インジェラを食べてお祭りを見ていたのだけど、その時から胃がムカムカしていた。宿に戻るも、調子が出ない。針で刺されているような腹痛。一度便意を催したら、堰を切ったように流れだす。米のとぎ汁のような水便で、トイレに20回くらい駆け込んでいた。胃からも、卵の腐ったような臭いがする。寒気もした。
深夜になると、悪いものもだいぶ減ったようで、便の中にガスが混じり出す。お腹もギュルギュルと鳴っていた。そこから一眠りして、朝を迎えた。まだお腹はゆるいが、動けるくらいまでには回復。その日は、バナナやフルーツジュースといった軽いものでお腹を満たす。3日目になると、だいぶ楽になった。
待ちに待ち焦がれたエチオピア。アボガドジュース、インジェラ、コーヒーと立て続けに食べた。このどれかが犯人。インジェラが悪かった推測。かなり酸っぱかったにも関わらず、全部平らげていた。あまり賑わってない食堂だったということも気にかかる。
これのせいで、インジェラはすっかり苦手に。エチオピア滞在中は、パンを付けてもらうか、パスタで済ます事が多かった。
・二回目
エチオピアでは、ダナキルツアーが終わった日にも、同様にお腹を壊している。前回のぶり返しか、それともツアーの食事に当たったか。こんなにお腹が慌ただしいというのに、早朝4時にはバスに乗らないといけない。出すだけだして、ありったけの薬を飲んだ。
バスが走りだして、3時間ほどは平常。その次の3時間は、便意が肛門をノックする。出したい。でも、出してはいけないのが苦痛。ただ、コントロールはできていた。直ちに影響はない。
11時過ぎにバスが故障で立ち止まる。その隙に、商店のおばちゃんに頼んで、トイレを貸してもらった。そこから、事態は好転。すぐに昼休憩となり薬局で下痢止めの薬を補充。新しい薬を飲んだこともあって、そこからアディスアベバまでは楽だった。
スーダンからエチオピアにかけては、ことあるごとにお腹を壊して辛かった。
・三回目
アディスアベバからバンコクまでは、ドーハ経由とはいえ長時間のフライトだった。でも、そのときは快調だった。空港では、固まったうんこが出ていた。それにも関わらず、バンコクに到着して2日目の夜に、お腹がぎゅるぎゅるとなる。翌日15日にあった人と会う約束は、薬を飲んで乗り切った。
それからも、夜にガスが発生しているのか、急にお腹が張ったり。17日には、ちゃんとうんこだったけど、18日も、下痢気味だった。
もう若くもないので、変な病気でないといいのだけど。もともとは食べた後にきたものなので、食中毒は間違いない。ただ、こんなに引きずったこともないので、心配は心配。
・元気
フィリピンを自転車で走ると、太い便がでるくらいまで回復。変な病気なんかじゃない。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載