【近況】仁川~丹東のフェリーに乗って、中国アゲイン
ニーハオマ。韓国語も中国語も出来ないなか、乗船、出国、下船、入国と神経をすり減らしたが、中国に帰って来た。丹東に滞在している。船中で、何も無い部屋が気になっていたが、夜になるといつの間に卓が用意されていて、麻雀が始まっていた。3つの卓で熱闘が繰り広がれていた。間違いなく中国だった。
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丹東行きのフェリーと言っても、本当は50km南の東港に船が着く。だから自転車を走らないと行けなかった。50cmあまりの水路を隔てて、有刺鉄線の金網のフェンスが続く。手を伸ばせば届く距離に北朝鮮があった。穏やかな農村の風景。水路は広がり河となる。中国と北朝鮮には鴨緑川という大きな河が流れていて、国境となっている。そしてここ丹東では、その河に架かる鉄橋を見る事が出来る。鉄道で北朝鮮に繋がっている。
その鉄橋一帯が中国人の観光地化していて度肝を抜かれた。つい最近まで中国が社会主義国家として、北朝鮮と同じ事をしていたとは、ここいにいると嘘に思える。資本主義国と化した中国。そして北朝鮮に睨みを利かすかの様に、英米が進出していた。イギリススーパーのテスコも、ファーストフードのKFCがここにはあったりする。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載