【近況】ナスカから4,000mを越えてアバンカイまで
ナスカからアンデスに入るまでは、乾いた景色が続く。
約3200mのプーキオのセントロ。
1日目 2499mアップ キャンプ
2日目 2220mアップ Lucanas宿
3日目 1536mアップ キャンプ
4日目 1812mアップ キャンプ
5日目 1418mアップ Chalhuanca宿
6日目 1351mアップ Abancay宿
ナスカから出て98kmは上りが続いた。2日目の夕暮れまでに4158mからダウンヒル。プーキオまでは峠を一つ挟んでいたけど、手前の大きな町に宿があったので宿泊。3日目はプーキオを通過して、また上る。4日目は終始高原を走行。雪が降って参った。5日目の昼過ぎに高原から脱出。ここも雨に降られて泣きそうだった。6日目は、川に沿った優しいダウンヒルだったけど、Abancayの手前で1700mから2400mまで上るのに骨が折れた。いつになく真面目に走った。
ペルーアンデスの牛はお洒落。
4500m位でテントを張ったら、翌朝は霜が降りていた。
4000mを越えると、高山病で頭がくらくらしてくる。坂を上るのもしんどくて、足をついて休んでは漕いでた。高原でも元気なアルパカが羨ましい。空腹な走行の中で「アルパカ食べたい」と横目に見ていたら、高原のしなびた集落の1軒しかない食堂でアルパカが出てきた。フライドアルパカ
マチュピチュの基点となるクスコまでは200kmを切っているけれど、最低でも3900mの峠が一つあるのでやはり3日かかる予定。雑用を片付けたら、アバンカイを出発したい。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載