スリランカのキャンディでインドビザを申請した理由
900Mに近い峠を越える。
お猿さん。
東海岸に出たのはいいけれど、週明けにはインドビザの申請を済ませて置きたかったので、島の中央にあるキャンディを目指した。900m近い峠があって一苦労。日曜に到着して宿探しに手こずるが、きちんと月曜日にビザの申請を済ませてきた。通常の国なら大使館か領事館に行くが、インドはビザセンターという場所が手続きを行っている。
キャンディにある湖。
キャンディステーション。
仏像。
何も用意すること無く、インドビザセンターに向かう。近くにビザ申請の代行業者がオフィスを構えていて、申請書のプリントアウトから写真撮影まですべて行ってくれた。全部で635ルピーかかる。写真は3枚必要。日本で用意した写真もあったのだが「それじゃ、難しいじゃない」という代行業者の指摘。たいていの国では写真にそこまでこだわらないので、このまま試してみたかったけれど、ここだと275ルピーで撮ってくれるし、二度手間も面倒なので代行業者に頼んだ。この判断は正しかった。ビザセンターのオフィスは混んでいて、手持ちの写真がダメだったら、再度長時間待つ必要があった。空いてるという情報だったが、ホーリーを挟んだ金土日の3連休空けの月曜日だったので、たくさんの人が申請に来ていた。
ビザセンターに入ったら番号札を貰って待つ。と見せかけて、代行業者が作ってくれた書類の他に、手書きの申請書も必要なので、椅子の後ろにあるコピー機の前で座っている人から、20ルピーを払って入手。向こうから指示がないのは不親切。記入を済ませたら、あとは待つのみ。自分の番が来たら、書類一式を提出して、ビザ代の1560ルピーを払う。「来週の水曜日にはできがるから」というが、本来なら1週間なので「月曜、火曜じゃだめなの?」と訊く。すると「試してみてもいいけど、ビザを渡せるか分からない」という返事。来週末にインドへ飛べたらいいので、ビザの仕上がりは問題ないが、少なくとも1週間空くというのは面倒だ。
インドビザはインターネットで申請すればアライバルでも行けるらしい。ただ、それだと1ヶ月のシングルビザのみで、しかも60USDかかる。それに比べたらキャンディでの申請は、1560ルピー(約11.5USD)しかかからない。そして上手く行けばマルチビザが手に入る。インドは隣にネパールやバングラディシュもあるので、1回しか入国できないシングルだと厳しい。更に行きそびれたスーダン、エチオピアも考えたりするので、安い航空券が手に入るインド発着は惹かれる。だとすると、6ヶ月のマルチをゲットできるのがベストなのだが・・・。だからスリランカのキャンディでビザの申請を済ませた。どうなるかは来週のお楽しみ。
することないので、北のジャフナという都市目指して走ってます。
追記
6ヶ月のマルチでインドビザゲット。
— チャリダーマン@自転車世界一周中 (@shuutak) 2015, 3月 17
3月17日に6ヶ月のマルチビザを取得した。
スリランカ→インド
インド→ネパール→インド
インド→バングラデシュ→インド
マレーシア→インド→トルコ
2015年のインドは、4回も入出国していた。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載