「パンダ誕生 中国でもお祝いのツイッター」と報じるNHK
幸いにも文章を書くお仕事をさせていただいてる。でも、哀しいかな。私は文章が得意ではない。言葉が詰まって、ほんの数行に1時間近く取られることもある。そんな不甲斐なさにはまると際限なく落ち込む。そうした反面、そこまで気を病むことでもないとも思う。結構、みんな無茶苦茶書いていたりする。
さて本題。こんなニュースを見かけた。
中国版のツイッターウェイボーに相次いで投稿されたのは、「めでたい。健康に育ってくれるよう期待しています」とか、「世界でパンダの赤ちゃんを愛さない人はいないと思う。とても幸せなことだ」などと、赤ちゃんの誕生を祝う内容でした。
まず「お祝いのツイッター」という見出しの意味がわからない。ツイッターとは企業でありサービス。その声を挙げるなら「お祝いのツイート」ではと首をかしげる。そもそも中国ではツイッターへのアクセスが禁止されている。
そして「中国版のツイッターウェイボー」という書き方にも違和感。当然だけど「ウェイボー(微博)」は正式ライセンスを受けた中国版のツイッターではない。言わんとすることは分かる。でも、誤解を招きかけない。だとするなら「ツイッターのような中国のSNSウェイボー」くらいが無難ではなかろうか。
天下のNHKですら、よく分からないことを書く。だから、私なんか失敗ばかりで当然と開き直ることにする。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載