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2019.05.31

カテゴリ : 社会

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松屋の中国人店員の応対に切れてしまった日本人客

 八王子の松屋で中国人店員が働いていた。若い男性だったが、慣れていないようで仕事がおぼつかない。隣の方に座ったおっさんのお茶も出てこなかった。おっさんいらつく。そして注文が通るも、次は定食の味噌汁が出てこなかった。おっさんは「オペレーション通りやれよ」と静かにきれる。同僚の先輩中国人定員が「すいません、彼はまだ入ったばかりでして」と愛想よくおっさんを諫めるも「そんな知らんわ、ちゃんとやれ」と怒りが収まらない。そして「こういう時は、ごめんさいだろ」と謝罪を要求。店員は頭を下げてしゅんとなった。

おっさんへの文句が喉元まで込み上がるが叶わず。代わりにおっさんが店を出たあとに「あれはおかしい」「気にしないで」と頭を下げた。本当、申し訳なかった。いやいや、お店は忙しかった。独り言つぶやく変な人もいた。仕方ない。それにお店はレストランでもなくファーストフード。松屋できれるとか、どれだけ日常に余裕ないって話で。

 確かに私のときもお茶はすぐに出てこなかった。でも、彼が湯呑みにお茶を入れたとき(多分、別の人用)に、目を合わせてちょうだいのアピール。それで、ちゃんと持ってきてくれる。サービス駄目なら自分から声をかけないと。店員さんは、たしかに愛想無かったし仕事もできていない。でも、一生懸命だった。松屋だし、それくらいでいいのでは。

 ただ、おっさんにも事情があったかもしれない。これまでの積み重ねがあって、たまたま火が点いたとか。だから、あのとき正義感を盾に口を挟まなくてよかった。私も冷静さを欠いていた。いたずらにおっさんを非難するのも違う。おっさんだって紛れもない人間であって、なぜそういう言動なのか「理由を探す」ことが最適解だった思う。実際の現場でそこまで器用にできるかといえば難しいが、この考え方は頭に入れておきたい。

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プロフィール



周藤 卓也(しゅうとう たくや)
旅人・写真家・ライター。1983年 福岡県生まれ。
2005年より自転車世界一周に挑戦、
2016年に達成。
GIGAZINE等に寄稿するライター業、
講演等を行いながら、
自転車旅行者向けの安宿を立上げるため準備中。

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