称賛されるべきはバンクシーではなく…
落書きを芸術とされる一方で、落書きを消す仕事に光は当たらない。芸術に犠牲は必要だろうか。バンクシーの行動は思慮に欠けるし、清掃員への侮辱をはらんでいる。
称賛されるべきはバンクシーではなく清掃員。
バンクシーが落書きを消した清掃員を見つけ出し労働の対価を支払う。たとえ、そこまでやったとしても貴族のふるまいとなって後味が悪い。ちっちゃな子どもなら分かる。落書きも仕方ない。でも、バンクシーは大人でしょ。誰がその落書きを消すのか。大人なら理解できたはず。
迷惑YouTuberと変わらない行為を芸術にして欲しくない。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載