竹下の「袋氷(袋に入ったかき氷)」は福岡の夏の風物詩
地元福岡の夏の風物詩ともいえる袋ごおり。中にはかき氷が入っている。氷が固まっているので、そのまま封を切ってはいけない。ホッカイロのように解きほぐしてから開ける。モミモミしていると周りの空気が冷やされるので手が濡れる。冷たすぎてどこかに置きたくなる。ムニュッとするくらいまで柔らかくしてからオープン。
袋を開けると、甘ったるいいちごシロップの匂いが辺りに広がる。スプーンですくって口に入れると、十分にほぐされてシャリシャリとなった氷が口の中でふわっと溶けていく。目の覚めるような冷たに反応して背筋がピンとなった。さっぱりとした爽やかな甘さ。日本の夏を感じることができる一品だった。
ブラックモンブランで有名な佐賀県の竹下製菓が作っている。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載