骸
道路を走っていると、交通事故だろう、たくさんの動物の死骸が転がる。ウサギ、鳥、キツネ、蛇、腹を見せて横たわるは爬虫類?トカゲ?勿論、カンガルーもたくさんみた。
日本だとネコにしろ犬にしろ、回収して道は何事もない状態に戻るだろう。しかしこっちは違う、自然乾燥だ。邪魔になるだろうからか?道路からははらっているがそれだけ。だから大きな死骸からは、鼻につく匂いが風にのって漂う。
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最初こそ気味悪がったいたが、旅が進むにつれて慣れてくる。それどころか最近では興味津々。匂いがすれば、その亡骸を確認したがる。自然に吹かれて朽ちて骨になる様は興味深い。何億年前から繰り返されて来たサイクル。
広大なるオーストラリアの大地で真理にふれる。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載