光について
「光の当たらない所にも、いつか光は照らされる」と言われたけれど、根本的に間違っている気がする。世界はそんな所ではなく、「光の当たらない所に、光は当たらない」。不公平、不平等が世界の本質じゃないか?そして不公平・不平等を受け止めないといけない。俺はそれしか知らないが。
そんな腐った世界でも、生きて、明日を繋いでいく事は光を求める事だった。不平等な現実を理解した上で、光が注ぐ事を待っている。だから、生きているだけでいい。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載
コメント
人生は紙一重。
あの徳川家康でさえ、たしか三回くらいは命からがらで逃げていたらしい。
武将にとっては屈辱としか言えないだろうけど、いかに屈辱であっても、生きていてこそのもの。
人生においては逃げることが、最善の策ということもある。
そのときに逃げて生き延びたからこそ、後になって天下人となることも出来た。
ほんとに人生は紙一重の世界だと思う。
結局、そのとき、そのときの判断だろうけど、明日のことは誰にもわからない。
大体、この世というものが、あまりにも厳しすぎると思う。まことに過酷過ぎる世界。この世は。
日本のなかにあっても、先日のこと、ひどい集中豪雨で、兵庫の人たちが幾人も亡くなった。
報道では、自主避難したためにかえって、途中にあった小川が氾濫していて、足をすくわれて
アッという間に流された。ということらしい。災害の犠牲者よ。あっけないことじゃ。
後で、自分たちの家は、何の被害もなく残っていたらしいから、まったく犬死だったということか。
馬鹿なことよ。自主避難したことが、かえって仇となったのか。
一瞬の判断ミスで。怖いことよ。ほんとにのー。
この世とは、図太く、ずる賢く立ち回った者が、生き残る世界。なのかもしれない。
あまり、いろいろ気にするような人は、うつ病などにもなりやすいし、ウイルスにも負けやすいらしい。
この世で長生きしようと思えば、毎日笑顔で、図太く、ずる賢く生きるしかない。
周りを冷静に見渡して見ても、ほんとにそう思う。今日、この頃は特に。
もし、自転車世界一周をしたら、それなりの名声と、経験とはなるかもしれないけど、それにしても
あまりにも、リスクが大きすぎる。ような気がします。とても危険が大きすぎる。
君が、これから行くところは、ことによると時期にもよるかもしれないけど、夜などはマイナス30度か
それ以下になるようなところかもしれないと思います。季節にもよるかもしれないけど。
ちょっとこれは言いにくいことだけど、人生は生きていてこそのものです。時に恥をかいたとしても。
生きていてこそ、また日も昇るということだと思う。勇気ある撤退が、最善の策ということもあり。
いろいろ考えられたし。命は一つしかないので。特に。最善の策を。あえて言いたいのです。
家康じゃないけど、時に逃げて、生きていたからこそ、一時の恥が、後では恥でなくなった。
最善の策だったということになったのです。後で振り返って見れば。そういうことです。
だから、勇気ある撤退。という選択肢もありだと思われます。ほんとにそう思います。
また、縁があれば、素晴らしい人に巡り合うことだってあると思います。今まで以上のいい人に。
だが、それも生きていればこそです。チャンスもあると思います。
恋も、仕事も、家族も、世界一周も。と、何もかも一度にかなうことはないでしょう。それはとても。
何かは犠牲にせざるを得ないと思います。実際には。難しいことです。
人間の身体は一つしかないので。
たとえば、恋とか、家族を選べば、他のことは犠牲になる。
それは致し方ないことだと思います。
世界一周を選べば、その他のことは犠牲になってしまう。
毎日、毎日が、命の極限との戦いだと思われるから。
よくよく考えられたし。勇気ある撤退も、選択肢の一つです。ほんとに。
わしも、生まれ変わりは、あってもなくても、どうでもいいと思っている。
もし、あったとしても、顔も、身体も、まったく別人で、生まれてくるのだから、
あってもないようなものだと思う。
過去世の生き様とか、そのときに造った因縁とかは、持って生まれてくるのかもしれないけど、
そんなことは知ったこっちゃない。
今世は今世で、努力するだけのことよ。
それしかないと思う。生まれた以上は。
余計なことかもしれませんが、どうしても気になったので書きました。
それじゃ。