【近況】マケドニアの首都であるスコピエに到着
大きな峠を二つ越えて、二日でマケドニアの首都スコピエに到着した。昨日はその二つ目を越えた峠の付近でテントを張る。峠の近くって、人気がなくてテントを張りやすくて良い。
・敵の敵は味方
チベットの敵は中国、インドの敵は中国、よってチベットとインドは仲が良い。トルコの敵はアルメニア、アゼルバイジャンの敵はアルメニアよってトルコとアゼルバイジャンは仲が良い。そしてギリシアを敵としてトルコとマケドニアが仲が良かった。トルコ系のお菓子をよくみるなとは不思議に感じていたのだが、スコピエについてトルコ系のスーパー、ラムストアーがあって、トルコとマケドニアの関係について気付いてしまった。
トルコにとってギリシアは港湾都市イズミルを占領されかけた因縁の相手、キプロスも問題となっている。マケドニアにとってのギリシアは国名問題について因縁の相手、ギリシアは、「スラブ系のお前らがマケドニア名乗るな」と抗議している。このギリシアという共通の敵を得たマケドニアとトルコは結び付きを強めた。と推測した。
・ルート
コソボ→モンテネグロからボスニアヘルツェゴビナのサラエボに行くつもり。当初案はモンテネグロから世界遺産のドブロブニクに行くつもりだったけど、山が多そうで先にサラエボに行った方が良さそうだった。ドブロブニクにはいけなくなる。サラエボから海へと出てアドリア海を北上、これまたクロアチアの首都ザグレブにはいけなくなるけど、海を見ていた方が気持ち良いだろう。海が大事。それからスロベニアの首都リャブリナへ。しばらくはこんな感じ。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載