【近況】山はないが平坦でもないポーランドを走っている
久し振りにネットに繋ぐと生き返る。ベルリンから7日目、6日間はがちがち走っていた。またまた暑さがぶり返してきて、日中は40度近い。平坦だと予想していたポーランドは山こそないが、アップダウンはあって応えている。今日は休もうと県庁所在地の町に入ろうとしたけど、フェスティバルで安宿が空いてなかった。次の街で安宿に入る。なんだかすごく疲れた。ノールカップって遠い。
故ポーランド大統領
ポーランドって貧しい国だって感じる。発展は鋭いけれど、地方は寂れている。それだからこそ、「大統領専用機にお金をかける事は出来ない」と新調するのを控えていて事故で命を落とした。鳩や、小沢は彼の爪の垢を煎じて飲むべきだ。
三つ巴
旧ソ連が近いからか、「真面目に社会主義してました」という具合に集合住宅が建っている。人々は集合住宅に住んでいるが、買物はスーパーマーケット。前はテスコのイギリスが優勢だと予想していたが、自分の通った限りではKafulandのドイツが強い。そして面白い事にカルフールのフランスまで来ていて、英独仏の三つ巴の戦いが繰り広げられている。
道
畑街畑森森森森森森畑街畑森森森森森
とポーランドの移動は、久し振りに街から街の間隔が遠かった。
雨に唄えば
森にテントを張ったらスコールが来たので裸で飛び出した。人類としてアフリカに居た血が騒ぐと言う訳でもなく、体が汚かったので綺麗になりたかった。まさに天然のシャワー。「生きている間にいつ雨の中で裸になれるだろう」と考えたら、俺は幸せ者だ。最近は根はニートなのにメチャクチャワイルド。
実はこれから
もしかしたら、西アフリカ間に合わないかも。でも、北欧のキャンプ生活、ラップランドの北極点は世界でも有数のチャリダースポットだから走りたい。今年中に、西アフリカとか考えているけど、時間が足りなければイタリアからギリシア、そして中東を目指してエジプトから南下するか。それでいいのか。
ただ、1つ1つ確実に進んでいる。最近の歩みは悪くない。50000kmを周って、終わりが見えて来た。進め。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載
コメント
JACCの中西大輔です。元気にサイクリングを続けておられることと思います。日本は夏真っ盛りで暑い今日この頃です。さて、JACC代表の池本さんからの連絡ですが、ペダリアン誌に貴殿の旅の様子などを掲載したいのでレポートと写真を送ってくださいとのことです。 pedalian_ikemoto@yahoo.co.jp 写真はJACCの旗が入っていればなおいいですがなくてもけっこうです。ペダリアン誌を通じて元気に旅している様子を会員やほかのひとたちにも伝えられます。では交通事故や強盗、病気や怪我など気をつけてサイクリングを楽しんでください。ご検討を祈ります!
中西様、自転車世界一周お疲れ様でした。アジア横断ではノートの書き込みを追いかけていました。
JACC池本様へは、ようやく報告させていただきました。これからも、よろしくお願いします。