アフリカの母の背中に眠る子どもはいつみても幸せだった | 自転車世界一周チャリダーマン

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2012.03.10

カテゴリ : アフリカ
タグ : 子ども

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アフリカの母の背中に眠る子どもはいつみても幸せだった

 

 携帯リチャージカードのおばちゃの背中に乗った赤ん坊。蝿がたかっていたので「あぁ、可愛そうに」と手で払っていたら、花が咲くようにニターッと笑った。可愛すぎた。

 歩いているとじーっとみてめてくる子ども。気が付いているけど知らないふり。首が振り返るのに合わせてこちらも、こちらも顔を合わす。

 みつかるといつも「ムズングー」と声をかける子どもたち。だけど、遊びに夢中になって気付かない。その中をこっそり走り抜けるのも楽しい。

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 トラックの荷台に乗ろうとしている二人の男の子の後ろを通る。一人に見つかあった。「しーっ」と人差し指を口に当てて黙ってもらう。そのつもりは無かったが、こうなったらもう一人をびっくりさせよう。だけどうまくいかない。もう一人も振り返って「ムズング」と素っ頓狂な声を上げる。

 布一枚をまいて赤ん坊をおんぶするのはアフリカの女性の特徴。正面から二つの足がぽこんと出ていたら後ろにいる坊やを探してしまう。すやすやと眠る姿、母の背中はとても居心地がいいのだろう。正面から足がでていなければその中にいるのは生まれたばかりの赤ん坊。

 ペットボトルに布をまいてあやす2歳くらいの女の子。

 トラックの荷台に乗った小学生くらいの女の子が2人、恥ずかしそうにはにかんで手を振ってきた。突き刺すようなピースサインで返してあげた。キャッキャしていた。

ロバが二匹驚いたように家から飛び出してきた。門には片手を上げてテクテク走る小さな男の子が二人。追い払ったんだ。いいものを見てしまった。(ボツワナ)

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プロフィール

・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載

⇢詳細なプロフィール

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この記事へのコメント (2件)

コメント

  • カメハウス より:

    元チャリダーマンとして、このブログを見つけて嬉しく思います。
    私は国内だけの旅でしたが、自転車での海外の旅をされている日本人を見つけて単純に嬉しい。

    素晴らしい経験・体験をしてください。

    これからもこちらのブログ、拝見しますね。

    38歳の2児の父。
    私のブログ:
    http://ameblo.jp/kamehouse7385/

  • shuutak より:

    >>カメハウス 様

    コメントありがとうございます。チャリダーマンは最高ですよね。海外は車少ないので走りやすいですよ。旅が終るときまで見ていただけると嬉しいです。これからも、よろしくお願いします。