【近況】西アフリカの旅は少しずつしか進みはしない
まだコトヌー。なんだかいろいろと進まなくって友達に追いつかれた。彼はいろいろとまわっているのに、自分としたら滞在ばかりで、それにしても進まない。進まない旅に憂鬱になっている。追いつかれたから、ナイジェリアは一緒に走る予定。
・自転車の現状
ひとまずタイヤのサイドは靴糸で縫った。まぁ、それなり。でも、新たにチューブを駄目にしていた。ここ数日でタイヤ2本破損、チューブ2本全損とついていない。チューブはサイズが違うが手に入っているから大丈夫。だろう。これといってついていないが、ここの市場でミラーを手に入れたからそれは楽しみ。コトヌーの中央市場でバイク用のブレーキレバーを買い、そのダボ穴にバイクミラーを取り付けている。いいアイデア。
・ナイジェリアとものさし
人は危険だとかいうけれど、自分のものさしでは旅をする。アフリカが怖いから、旅しないというものさしもあるし、それこそ中央アフリカ、コンゴ民主を横断したものさしは、自分にはまねできない。危険性については旅に出る前に十分い悩んだ。結局、何か起きるときは何か起きる。だからといって行動しないわけには行かない。誰も知らないからこそ、好奇心もうずく。いちおうに伝えると言う目的があるから、この目でしっかりとみてきたい。
・ひとつづつ
今年は仕事を手に入れて何かが変わった。でも何も変わってない気もして怖くなる。ともかく今はひとつずつ。誰に言い聞かせるわけでもないけれどひとつづつ。自分はもっとやれる。それを信じるのはとても苦しいことだけど。やらないと明日は変わらない。そーいえば、来月また一つ歳を取る。
関連記事
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載