【近況】ナイジェリアからの手紙
ベナンの首都コトヌーを飛び出してから6日たった。1日で国境の街について、次の日にナイジェリアに突入。華やかなイメージを期待していたが見事に裏切られた。物がない。電気もたまにしかない。水道もたまにない。道路も酷かったり。でも、でも、人が優しい。心が綺麗な人たちにふれてやばかったりする。ナイジェリアの悪い話ばかりを聞いていたけれど、それだけじゃない。ここにはここにしかない魅力がある。それは入ってみないと分らない。ここは熱くGigazineで伝えたいな。
・快速
5日間で540kmといつになく進んでいる。それはペアランしているからであって、パートナーがぐいぐい引っ張ってくれるから。すいません、助かっています。それに加えて、コトヌーでSPDシューズのクリートを交換した。ねじ山が馬鹿に成っていたのを、靴屋にいって糸のこぎりとニッパーで無理やりに外してもらった。あいつら適当な仕事をしていたので、自分も手伝ったが大変な作業だった。そのおかげで、SPDペダルの力を存分に出しきって早い。交換する前まではクリートが磨り減っていて頼りないペダリングだった。あとハンドルとサドルのポディションを考えて、走行の姿勢が楽になった。
・75000km
つい先日に総走行距離が、75000kmを超えた。あと5000km走れば地球2週分の80000km、そして25000km走れば100000kmの自転車世界一周の目標は達成。早く目標を達成して、いつでもあきらめていいような心境で旅をしたい。といいつつ、まだまだ走ってやろうという願望もあったり。そういって、スパッツと旅を辞めてみたり。まぁ、どっちでもいい。ともかく、一つ一つ、そして100000kmまで。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載