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2010.01.18

カテゴリ : 国際

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オーストラリアがシーシェパードを擁護する歪んだ劣等感

 

 アルメニアってスーパーの魚売り場が豊富なんだよな。日本と同じ肉と魚が1対1位にある。海ないのに。

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 さて、オーストラリアといえば4対1だった。勿論1は魚。それだけ魚を食べるという文化はなく、肉ばかり食って生きている。だから、彼らにとって鯨を食うと言う文化は分からないんだろう。オーストラリアがシーシェパードを擁護して何がしたいかと言えば、欧米と共に日本を責め立て、自らの優位性をアピールしたい。それが、アジアに埋もれていくしかない自国の卑屈を慰める術だと思っている。

 気付いたらオーストラリアはサッカーではアジア枠に入っていた。大陸順となったワールドカップの次回のアジア開催枠はオーストラリアだろう。白豪主義を掲げて、アジアと一線を画して来たが、それだけじゃ国の成長が成り立たなくなった。だから、アジアからの移民を積極的に受け入れ、国としてもアジアのオーストラリアを目指している。アボリジニの土地を奪ってできた歴史も文化も無い移民国家だから、そうしていくしかない。

 「好きでアジアになるんじゃない」その反発からか、捕鯨問題ではアジアの経済大国でもある日本を責め立てる側に進んで周る。反捕鯨の欧米国家と歩調を合わせる事で、かつては欧米諸国だった自らの自尊心を慰めている。だから、どうしようもない。

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プロフィール

・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載

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