相手もいやしないのに、どうしても結婚だけはしたい
結婚どころか恋愛すらできてないのだけど。
ちょうど昨年の今ごろ、気になる人に会いに行くのに地中海を越えたというのに、何も起こせなかったのはトラウマ。気まずい空気を振り切るかのように、彼女は日本人宿を目指した。そこでピエロをやる気もなく、当然別行動になった。相手も分かっていたはず。だからこそ、もっといい終わり方を考えて欲しかった。
やっぱり女心が分からない。
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そんな私でも結婚を諦めてなかったりする。一人で生きていくことが怖い。そりゃ、それなりに友だちだっている。机を囲んでワイワイ話したりする。だからといって、すべてを話せるわけではない。埋めることのできない隙間がある。その隙間をひょいと乗り越えて、私という存在をすべて肯定してもらうことが、結婚かなと思っている。もちろん一方通行ではない。
結婚して大切な人ができたならば、やがてやってくる死を肯定できる。すべての人は必ず死ぬ。その死を迎える前に、大切な人と向き合えていたら、安らかに終われそうな気がしている。
それなのに収入とは無縁の生活を送っているのだけれど・・・・。2人どころか1人でも生活ができやしない。
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プロフィール
・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載