【近況】首都エレバンまで、4つの大きな峠が立ち塞がる
エレバン冬眠中。
1本目の峠、ここから別の沢へと渡った。
1本目の峠、頂上付近
・4つの峠を越えて
イランとアルメニアの国境には河が流れている。イランからダウンヒルで河まで降りるので、その途中でアルメニアの街が一望できる。アルメニア国境の町アガラクは「旧ソ連が作りました」と自己主張の強い姿だった。計画された街。そしてアルメニアに入ると河に沿って移動した後、渓谷上りから峠への道は始まる。
1本目 渓谷上りから、別の渓谷を上がり、もう一本
2本目 ゴリ手前で河に降りる
3本目 ゴリの街をまで上って、高原を駆け抜けて
4本目 エレバンのある盆地に入る峠
どれも凄まじかったが、2本目と3本目が酷い。道がゴリという街を通るのだが、ダウンヒルの途中に山脈をはさんで、遥か前方に街が見える。ところがどっこい、一旦河まで降りて手前の山脈を周らないと街に着かない。パイプラインが山脈に一直線に敷かれていて、その表側を下りながら見て、裏側を上りながら見た。えげつない。
4本目、エレバンのある盆地まで一直線に下ったのだが、その途中に富士山みたいな山が見える。それも大小二つ。トルコ領のアララト山だ。標高は5165mと3914m。ノアの箱舟はこの山に辿り着いたらしい。素晴らしい光景だった。なのに写真を撮り損ねたー。
2本目の峠、霧が晴れたというか雲の上
2本目の峠、新年を迎えた
2本目の峠、遠くに見えるのがゴリの街
3本目の峠、レースコースみたいな上り坂
3本目の峠、高原の一等地
3本目の峠、池が凍りついている
3本目の峠、喜びの到達
3本目の峠、夕焼けと雪景色
4本目の峠、一旦下って、また上った。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載
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[…] 「【近況】首都エレバンまで、4つの大きな峠が立ち塞がる」に引き続き、アルメニア北部でもえっこら峠を上っていた。 […]