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2016.06.15

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タグ : ATMお金

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中国元の両替は海外キャッシングより現地銀行がお得だった

 

・中国銀行

現地の中国銀行で日本円を人民元に両替した。

4万円は2328.84元なった。
1元あたり=17.107円という計算になる。

・海外キャッシング

同日に楽天ビザデビットカードで現地ATMを利用する。
楽天ビザでビットの海外キャッシングではビザのレートに3.024%の手数料がかかる

8878円が500.00元となった。
1元あたり=17.756円という計算になる。

ちょっと気になっていたので、現地で実験してきました。

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・差額

4万円を海外ATMのレートで両替すると2252.75元になる。

2328.84元(中国銀行)
2252.74元(海外ATM)
76.09元(差額)

海外ATMを使わずに現地の銀行を使うと76.09元(約1300円)多く両替できた。

・手数料の問題

ただ海外キャッシングの手数料が3.024%より低いカードだったら・・・

海外キャッシングの基準レートを算出するために
17.756円(1元あたり円)を103.024%(手数料)で割ると0.17234という数字が出てくる。
これに基準レートとなる100%かけると約17.23円。
大雑把な計算だけど、海外キャッシングより現地銀行のレートの方が良いみたいだ。

・両替の注意点

銀行で両替する方がレートがいいだろうと予め日本円を持ってきた。過去の旅でもそうしていた。両替えができるという「中国銀行」の場所を人に訊きながら探す。大きな道路に面した場所に銀行はあった。番号札をとって椅子に座り順番を待つ。そしたら怪しい男が入ってきて両替えを勧めてきた。最後に銀行の場所を教えてくれた男だった。こっちが聞くまでもなく「銀行はあそこだ」と指差したから奇妙だった。獲物を狙っていたのだろう。

男は電卓を叩くがどうでもいい。中国の通貨は当局によって管理されていてレートが決まっている。どこで両替しても大差ない。だったら銀行だろ。順番となって窓口に座っても、男は銀行内をウロウロしていた。こちらとて不安しかない。いくらお金を受け取るかなんて見られたくない。かなりイライラした。それにも関わらず男は両替をのぞきにくる。あまりの異様な行動に「お前ここで何しているんだ、出て行けよ」と怒鳴り声を上げてしまった。そしたら男は立ち去った。きちんと両替はできたが、モヤモヤさせられる出来事だった。

男は偽札を渡すつもりだったと見ている。中国では偽札が流通している。信頼できる場所以外で両替するするのは危険。

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プロフィール

・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載

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この記事へのコメント (2件)

コメント

  • ぽりぽり より:

    偽札問題!
    上海にツアー旅行に行った時、現地案内人はバスの中で1万円分を現地通貨に変えます、と、両替してました。
    ツアー参加者の旅行に不慣れそうなおばちゃんたちは、都合がいいとみんな変えていました。
    私がそれより先に空港でキャッシングしていたら、現地案内人に少し団体行動から離れたからか、なぜか睨まれました。
    あれって偽札をいい具合にさばいていたんですかね?

  • shuutak より:

    >>ぽりぽり様

    「使えなかった」という報告がないなら偽札はないのでは?と推測します。ツアーでそんなことするのはリスクが高そうです。

    不慣れそうとあるので単に善意とも受け取れます。悪意と見るのであれば両替レートを高めに設定するでしょうか。