日本人には英語よりスペイン語が耳に易しい
スペイン語のオリジナル曲。歌っているCNCOに活動停止した嵐の姿を重ねてしまう。CNCOはスパニッシュポップの大スターであるリッティーマーティンもプロヂュースに関わっている。こちらに限らずCNCOの曲は聞き取りやすいのでおすすめ。
同じ曲をイギリス出身の女性グループとコラボ。英語パートよりスペイン語パートが聞き取りやすい。
英語は世界中で使われれている。共通語の役割を持つ。そのため、日本でも義務教育から勉強する。多くの日本人にとって、第2外国語は英語だ。私も中学と高校でそれなりに英語を勉強した。実際に旅で一番役に立つのは英語だった。
でも、この英語は日本人にとって聞き取りづらい。言葉に波がある。「レディース&ジェントルメン」を思い浮かべると分かりやすい。はっきり発音する。手を抜くので音がぼける。この強弱があるので日本人としては戸惑う。日本語は1音1音がはっきりしている。
スペイン語は日本語と同様に1音1音がはっきりしている。そのため、耳によく馴染む。私としては中国語の音楽はどれだけ耳を済ませてもよくわからないのに、スペイン語の音楽は少し気を抜いても意味がつかめたりする。母国語が日本語だと、英語よりスペイン語を処理するスペックが高いと思う。
前に日本人は濁音が苦手みたいな記事を書いたけれど、英語では子音で終わるのに、日本語化(カタカナ化)すると+母音となるので、発音の揺れが生じるのではと思うようになった。英語のbagをgを「グ(gu)」で発音しているのが日本語。
— チャリダーマン@周藤卓也 (@shuutak) August 28, 2017
スペイン語と同様にインドネシア語や東アフリカのスワヒリ語も1音1音がはっきりしていて日本人としてはつかみやすい。
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・周藤 卓也(しゅうとう たくや)
1983年 福岡県生まれ。
150カ国と13万1214.54kmの自転車世界一周を達成。
次なる夢は福岡でゲストハウスの開業。
WEBライターとしてGIGAZINEで連載